Vtuberは主に企業勢と個人勢の2つに分類されています。
簡単に説明すると、企業に所属し活動をしているVtuberを企業勢。
企業に所属せず活動しているVtuberを個人勢。
というふうに分けられております。
なのでVtuberになるにはオーディションなどに参加して企業に所属するか、個人でアバターを用意して活動を始めるかの2択になります。
今回は個人勢としてPCでVtuberを始めたい方のためにざっくりとした流れを紹介していこうと思います!
個人勢Vtuberになるには
配信環境を整える
配信機材を準備しましょう。
配信するために必要なもの
- PC
- カメラ
- マイク
- 録画、配信ソフト
- トラッキングソフト(キャラクターを動かすためのソフト)
- 動画編集ソフト
なにを配信するかにもよりますが最低限これだけは必要というものを書き出しています。
一番お金がかかってしまうところとしてはやはりPCだと思います。
複数のソフトを立ち上げながら配信をするので、PCはそれなりのスペックがないと、そもそも起動しなかったり、配信中にカクついたり途中で落ちてしまうなんてことも。
配信推奨環境以上のPCを用意することをお勧めします。
ちなみに今私が使っているPCのスペックはこちらの記事に書いてありますので気になる方はこちらもご覧ください!
すぐにPCを購入するのは難しい! というひとは最近はスマホでも簡単にVtuberになれるアプリがあるので
スマホアプリを利用するのもよいかもしれません!
アバターを2Dにするか3Dにするか決める
まずキャラクター作成には2Dか3Dかを選ぶ必要があります。
2Dはイラスト加工してキャラクターとしてそのまま動かすことができる
3Dは立体感を持たせたキャラクターで人間と同じような動きができる
上の画像は私が作った2Dと3Dのキャラクターの画像です。
3Dは私が描いた絵がそのまま動くイメージ。3Dはいろんなポーズができます。
2Dは制作費用が比較的安価なので一般的に使用されているのは2Dアバターになります。
3Dの作成にはかなり費用とスキルが必要になるため、LIVEなどでよく見る歌ったり踊ったりしているキャラクターはほぼ企業勢です。
ただ3D作成ができる無料ツールもあるので作成自体は可能です。上の3Dキャラクターも無料ツールを使用して作成しました。
2D | 3D |
メリット 好きな絵をそのまま動かせる 比較的安価で作成できる 対応しているトラッキングソフトが多い | メリット 無料の作成ツールがある 立体感のある表情や動きが出せる |
デメリット 真横を向いたり踊ったりなどの動きはできない 作成の作業工程が多い | デメリット 無料作成ツールを使用すると顔や服に個性が出しづらい 使用できるトラッキングソフトが少ない 1から作ると費用が高い |
私の場合最初は、VroidStudioを使用して3Dでアバターを作りましたが、キャラクターのオリジナリティを出したかったので2Dで作成しなおしました。
あとゲーム配信が中心なのでそんなにキャラが動かなくてもよかったというのもあります。
アバターを使用して何をするかも考えてみても良いかもしれないです。
アバター(キャラクター)を作る
ここでやっとアバター作成です。
2Dのキャラクターを作る場合
自分で作るor有償で作ってもらう
になります。
自分で作る場合
- キャラクターの設定、見た目を決める
- 絵を描き起こす 加工する
- LIVE2D Cubismでモデリング、動きの設定をする
- データを書き出し
自分で作る場合の流れはこんな感じです。
自分で絵を描くとなると衣装のデザインなどもしないといけませんので、キャラクターの見た目やそれに伴う設定など最初に決めるとイラストにするのが楽になります。
イラストはCLIP STUDIO Medibang Paint Adobe Photoshop CC など,自分の使いやすいお絵かきソフトで大丈夫ですが書き出しはPSDになりますので注意が必要です。
ちなみに私はipad+CLIP STUDIOで作りました。
立ち絵を描いたらパーツ分けという細かい作業が待っています。これだけをやってくれるパーツ分け職人さんもいるくらい時間のかかる作業です。私も慣れない作業だったのでめちゃくちゃ時間がかかりました。
Live2Dとはキャラクターを動かすために必要な設定が出来るソフトです。
この設定次第でどんな動きをするのかがすべて決まります。
細かく設定すればするほどリアルな動きをしてくれるのでここでの設定は重要です。
設定したデータを書き出してトラッキングソフトに取り込みます。
有償で人に作ってもらう場合
- キャラクターの設定、見た目を決める
- 好みの絵を描いてくれる人を探す
- モデリングをしてくれる人を探す
- データをもらう
1は自分で作るときと同じです。
人に頼む場合でも、その人が描きやすいように、また自分の理想のキャラクターを作成してもらうためにも設定や見た目のイメージなどはわかりやすく説明できるようにしておきましょう。
2と3はスキルシェアサービスを利用して探せます。Live2Dイラスト書きます!などのツイートから探すこともできますが、スキルシェアサービスを通して依頼したほうが金銭などのトラブルを防げます。
Twitterから探す場合はスキルシェアサービスを利用している方の中から選ぶと良いと思います。
スキルシェアを利用する場合、ココナラ SKIMA Boothなどから探せます。
立ち絵からモデリングを一貫してやってくれる方もいますし、出来上がったLive2Dキャラクターをそのまま販売している方もいますので自分の予算や好みに合った方を探しましょう。
イラストを頼む場合は出来上がったイラストが立ち絵のみかパーツ分けをしてくれるのかを確認しましょう。パーツ分けをしてないとモデリングできないという方もいらっしゃいますし、別途値段がかかることが多いです。
モデリング作業はモデラーさんによって動きに差が出ます。最低限の動きだけを設定してくれる方もいれば細かい動きを付けてくれる方などいろんなモデラーさんがいます。
モデラーさんのページには大抵動画が貼られていますので動きを確認してみると良いと思います。
依頼したものが完成したらデータをもらいトラッキングソフトに取り込みます!
3Dのキャラクターを作成する場合
3D作成スキルがない人は無料作成ツールを利用しましょう。
おすすめはVroid Studioです。無料で利用することが出来ます。
こちらは結構簡単に作成することが出来ますし、顔と体だけ作ってしまえばBOOTHで衣装などを無料配布、または販売している方も多いです。
私も最初はVroidで作成したキャラクターに無料で配布している衣装を着せていたので試しに作ってみるのもありだと思います。
Vroid関連のキャラクター作成や衣装作成などはBOOTHにたくさん出品されていますので一度覗いてみてください!
フェイストラッキングソフトを準備する
フェイストラッキングソフトとはキャラクターを動かすために必要なソフトです。
私が使用した中でいくつかおすすめのソフトを紹介します。
2Dに対応しているソフト
- Face Lig
- Vtube Studio
- 3tenePRO V2
- Animaze
3Dに対応しているソフト
- FaceRig
- 3tene
- Animaze
私がおすすめするなら2DはVtube Studio 3Dなら3teneがおすすめです。
FaceRigはまだまだ人気ですが、実はサポートが2021年12月31日で終了しています。
次世代版としてAnimzeが出ていますが設定がいまいちわかりにくく初心者には向かないかもしれません。
その点、Vtube Studioと3teneは設定も操作もわかりやすく、現在もアップデートがされていますのでとても使いやすかった印象です。
他にも最近はいろいろなソフトが出てきていますので、それぞれ作ったアバターに合わせて自分に合うものを探しましょう。
配信の準備をする
キャラクターの設定が終わればもうあとは配信するのみ。
準備した配信ソフトとトラッキングソフトを立ち上げ設定し、
動画配信プラットフォーム(YoutubeやTwitchなど)と連携させて配信開始できます!
Vtuberになるためにはお金も時間もかかりますが、自分のキャラクターが出来上がって動いたときの感動はなんとも言い難いものがあります。
すでに配信している人もさらに楽しくなること間違いなしです!
見るのもやるのも楽しいVtuber。ぜひぜひ挑戦してみてください!
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